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まずその3人とはイチロー・羽生結弦そして今一人と言うかリオ4×100mリレーの四人を上げることができる。過去にも素晴らしいアスリートはいたと思うがメガネ和尚としてはこの3人をビッグスリーと言うべきだろうと思う。
まずイチローはここにも最高の日本人として紹介していると共に、数々の栄光と共に長きに渡って本場で活躍したことは周知の事実である。そしてWBCにおいては全て日の丸を背負って出場して結果まで出している。ここが松井などが及ばないところだろう。そして輝かしい年回最多安打の新記録も打ち立て、日本野球をアメリカに浸透させていった功績も大きい。まずは第一にこれを上げなければならないだろう。
そして二人目はやはりオリンピック二連覇の羽生弓弦くんだろうと思う。オレインピックの連覇ほど難しいことはないであろうと思う。しかも二回目の金メダルは目標にされてプレッシャーに押しつぶされるようなところでの連覇だったのには頭が下がる。そして四年に一回の大会にしっかりと正順を合わせてのトレーニングのマックスを持って来たというところである。イチローもそうだが個人の管理能力が全て整っているとしか言えない。
そして3人目は団体であるがリレーメンバーに上げたいと思う。覚えているだろうか、レース直後ゴールしたボルト一番に駆け寄ってきたことを。彼にして口をついて出た言葉が「ゴッドハンド」というものだった。彼にしてみれば3回それを見たはずだ、それでも日本チームのバトンパスは見えなかったのである。恐らく真面に戦えばこの段階では3位だっただろう、しかしアメリカの失格は実に焦ってこけてしまったのだのが原因だった。それもこれも見事なまでのバトンパスだった。お家芸と言われるまでも無いだろう。
ちなみにこれが最高のアスリートだったとしたら最低のアスリートもいる。
それはお母さんが危篤だといって帰国して間に合わなかったにもかかわらず、もう一度を夢に見ようと国民を付き合わせた女子選手。そして何かとりつかれたようにレジェンドと呼ばれている二人。見世物になっているのがわからないのだろうか。哀れな3人である。引き際を間違えばこうなるという典型的な例だろう。
初めに記しておきたい、メガネ和尚は今回のなでしこジャパンの成績をとやかく言うものではありません。
逆にこういう対象にされ、なお且つ誰が見てもさらし者になってしまったのがかわいそうに思っている。ご本人たちもおそらくそう思っているのではないでしょうか。
思いつきや軽薄な判断力によって彼女らの功績や過去の受賞者に対してこれぼど冒涜したものはないでしょう。もはやアホ管としか言いようのない最低最悪の総理だと認識してしまう。
さて地に落ちたというには二つの理由があります。
まず第一にこの今の現状の中でこういうことをすると売名行為と取られてもしかたのないことである。この国民栄誉賞と言うのは総理が決めて総理自らが授与するものだからだ。誰に相談することも必要なく勝手にできる唯一のものではないかと思っている。つまりは多くの人の賛同を得て世論をバックに決めたことでも何でも無いのである。震災の復興も総理大臣自らのリーダーシップなどどこを探しても無い、身内である与党の幹部からも辞めろと言われている総理が決めたことなど誰が喜ぶと言うのか。受賞した先週初め関係者がもし本当に喜んでいるとすればこれはバカとしか言いようがないが、それはないと思っている。世論の騒動を避けるために喜んでいる振りをしているのだろう。そして冒頭にも書いたがこういう総理が与えたものと過去の受賞者たちのものが同じと判断されると言う愚挙である。北朝鮮と関係の深く、拉致家族の意識を逆なでして平然としている日本国に対する反逆者と言ってもいいような総理からもらったものなどどうして喜ばれようか。
第二には言いにくいことなのだが彼女らが受章するならもっと過去にその候補はいたからだ。
オリンピックの女子ソフトボールチームなど枚挙にいとまが無い。しかもサッカーに特化するならこの日本にサッカーを国民的人気に育てたキングカズだろう。彼無くして男子のサッカーも彼女らの今回の金メダルももっと世界の潮流から遅れていたことは確かである。
実力的にはどうだろう。バレーボールと比べて見よう。
現在のなでしこジャパンの実力は日本の男子高校サッカーとほぼ同じレベルと言える。これはメガネ和尚の周りにいるサッカー関係者に聞いた話であるが、野球しか知らない私が言うのもなんだがこの意見には納得するものがある。方やオリンピックで優勝した女子バレーのチームに日本の男子高校生が勝てるだろうか。あのキューバの強烈なスパイクに日本の男子高校生はまず歯が立たないだろう。
これはマスコミもイケナイ。やたらこの金メダルをあおって国民的英雄に導いてしまった。この責任は重い。
子供に毛の生えたような総理大臣なのである。マスコミがこぞって讃えれば乗って来ることは目に見えていたはずだ。
言いにくいがこれはハッキリと言っておきたい、過去の受賞者の栄光と実力にはなでしこジャパンはその実力において遠く及ばないのである。
受賞は本人が断ってしていないがイチローやホームランの世界記録保持者王貞治と対等とはとてもではないが思えない。
これこそ彼女らをアホ管がさらし者にしてしまったのである。
女子サッカーはまだまだこれからである。澤さんも言っていたが世界一になるとそれを維持していかなくてはならない。これからの努力を願ってやまない。
ここのところテレビや新聞のニュースはこの件で埋まっている。
無理もない、1300年の歴史の中で未曾有の惨事と言ってよいだろうからだ。
メガネ和尚は自分なりに再生に向かって進むにはこれしかないというような素人ではあるものの、方法を模索してみた。
まず最初にメガネ和尚の八百長に対する私案はというと、これは事実だったろうと思うし大半の力士たちが関与したり経験した人達ばかりだと思われる。元力士の板井氏は80%が八百長だとも言いきった。
団体スポーツならいざ知らず、この個人競技にはどのような競技にもその疑惑はついてまわるだろう。なぜなら本当のことは個人の胸の内にしかないからである。人の心の中に他人が入って行くことなど不可能ということはやりやすいしわかりにくいという面を持ち合せている。
ましてやこの一番で100万円の月給が飛んでしまうとなればなおさらだろう。これも二人だけの相談で簡単にできてしまうし、勝負事はやってみないとわからないという生来持ち合せている醍醐味もある。
このような中で過去に経験のある親方衆がどのような手段を持ってしても改革など不可能だ。犯罪者が犯罪者を裁くのだから愚の骨頂である。
そこでもし再生と言うのがあるとすればそれは一時日本相撲協会と言うものを解散してしまうことだ。
ここまでしないと国民は納得しないだろうし、次の世代につなげていくことが出来ないと考えられる。
もちろん多少の暴論であることは認めるが、心に中にあるものまで裁くと言うならこれしか方法がないと思う。一時解散して社会奉仕をするか全く別の職業につくかして生活を続け、本当に相撲がやりたいと思う力士だけこの辛酸を嘗めつくして後に再び土俵への道を新しい協会の手によってなされるのが肝要かと考える。
もちろんこれには現協会の持つ動産不動産の財産もある。これに関しては所管する文科省が一時預かって管理し、再開の時にこれを新しい協会に与えるということでいいだろう。
もちろん八百長をしていない力士もいることは確かだろう。でもそれをどのような方法で振り分けるというのだろうか。携帯電話の提出を求められたら奥さんが踏んづけたという力士まで出現する始末なのだ。もはや何の同情も必要ないだろう。疑わしくはクロという感覚で臨まないと国民の怒りどころか近い将来には閑古鳥の鳴く国技館になってしまうだろう。まるでやっと取った政権にしがみついて日和見的に何回も方向転換している政党のようだ。今解散総選挙をすれば民主党は100の議席がやっとかなという状況と言う。日本相撲協会もここが本腰の入れどころだろう。
そしてこの案がもし実行されるとするならば、これは協会側からの発案と言うことにした方が効果は絶大だろう。まさに自浄作用というのはこう言うことを指していうのだろうと思っている。
君たちは特別の人達ではないのだ。我々と同じ国民で日本は法治国家であって皆その恩恵を受けているのである。
1年と言う期間はアスリートにとって致命的な時間である。元の筋肉に戻すには不可能と思われるところもある。でも今これをしないと維持している筋肉の使い場所が無いのも事実なのだ。
八百長と言う心の病は法律の外側を闊歩し、なお且つジワジワと命を蝕んで行く。
今こそ膿を出し切るというならばこのような大手術が不可欠と思う。
このブログを書くにあたってまず最初に書きたかったことがある。
それはイチローのことである。
私に言わせれば彼こそ戦後最高の日本を代表する人間ではないだろうかと思うからだ。
少なくともスポーツの部門では彼は断トツの存在ではないかと思われる。
その理由としては日本の大リーガーはたくさんいますが彼ほどの成績を残したものは誰一人していないし、何といっても継続する大記録と単年度の大記録とあわせ持ってなお且つまだ成長し続けているということである。
加えてWBC には全て出席してその中心的存在となって結果まで残している。シーズン直前の微妙な時に欠席する選手も多い中ですばらしいと言わざるを得ない。
先日韓国の40歳代の人と話をする機会があった。
この国の方々と仲良くしていくには先の大戦のことは避けては通れないと思って正直に侵略だということを私の口から話した。そうしたらこの世代の方は案外柔軟に対処してくれてお互いの国情を認識して話が弾んだ。
ところが何気ない話の中で話題がイチローのことになったのだが、彼は表情を一変させて不機嫌になった。後で聞いたらやはり韓国では日本軍よりもイチローの方がインパクトが大きいらしい。前回のWBCでの彼の発言に端を発しているらしい。
思い出してみよう、昨年のWBC韓国戦で相手の監督は一塁が空いているにも関わらず彼と勝負した。天晴れと言うよりも彼にしてみたらイチローを打ち取ってこその勝利で無いと勝ちではないと思ったのだろう。
相手の監督にセオリーを無視させたのも彼の実力の一つだったのではないだろうか。
それだけではない彼は新天地を求めて海を渡ってそこでの活躍は言うまでもないが、未だにマリナーズ一本である。この頑固さとそれを許さざるを得ない実力には敬服するばかりだ。
軟弱な日本人の多くなった昨今、彼の存在が我々の世代まで爽やかな風を送ってくれていることに感謝して最初のブログとしたかったのである。